2009年 04月 12日
¡Ozú qué caló!
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だいぶ暖かくなってきましたね。
日中は上着がなくても良いくらいですね。
Sevillaは今年に入ってすでに最高気温が30℃を超える日があったとか。
今週は最高気温22℃くらいに(夜はまだ10度以下まで下がるようです)落ち着いているようですが。
これから日々ぐんぐん暑くなっていくことでしょう。
今回のタイトル。
¡Ozú qué caló!
(おす け かろ)
アンダルシアで "ふうぅ、なんて暑いんだ~!!!" という時に言う方言のようなものです。
スペインではいわゆる日本でスペイン語と呼ばれる言葉をCastellano(カステリャーノ)と呼びます。
それに対してアンダルシアの発音、もしくは方言をAndalu(アンダル)と良く呼びます。
特徴は、sやdなどの子音を抜いて発音されるところ。
子音が省略されてしまうので、フガフガモニョモニョ聞こえてしまうこともしばしば。
あまりの暑さに口を動かすのも嫌になってしまったのかしら?
なんて勝手に想像していました。Andaluについてはまた次回に紹介します。
アンダルシアの暑さは家の造りにも影響を与えています。
Sevillaでの良い家は。
”日光が当たらないこと”
”屋根のすぐ下の階ではないこと”
日光があたらない家であれば。
窓をしっかり閉め。雨戸も閉めておけば。
家の中がある程度涼しく保てるのです。
そうなのです。
熱気を冷蔵庫のように(そんなには涼しくないですが)シャットアウトするです。
湿気のない暑さのため、日光が当たらず、熱気さえ入ってこなければ。
ある程度は家の中を涼しく保つことができます。
日本で住んでいた頃のように、窓を開けて風を、なんて開けていたら。
同居人に注意されてしまいました。
はじめは「?!」と驚いたのですが。
やってみると、なるほど。その通りなのでした。
そしてもう一つの暑さ対策。
”Sevillaを出て、海辺で過ごす。”
スペイン人に聞いた暑さ対策の質問の答えで多かったものです。
最初冗談かと思いましたが。
海辺に夏だけ一部屋借りていたり、家を持っている人が多かったようです。
家族単位で、友達同士で、と形態はさまざまでしたが、避暑地である海岸沿いに別宅を持つ人も少なくありませんでした。
なので8月のSevillaはさみしい街になってしまいます。
多くのお店やBarも閉まり。学校も閉まります。
人気もなくなり、夏の日中は一人で通りを歩かないほうが良い、といわれるほどです。
(旅行者の方、アンダルシアの8月のお昼間は注意です!)
比較的安価で行ける海がいろいろあったので。
わたしもお弁当を持って良くいきました。
フラメンコの歌詞にも海や港の歌詞がいろいろ出てきます。
そして海までの道のりは。フラメンコにとって大事な村々を通ることが多く。
そんな意味でも。海へ行くのが楽しみでありました。
MP3にフラメンコの音楽をたっぷり落として。
数時間それを聞きながら旅をし、海へ行く。
レッスンや劇場で味わうフラメンコとはまた一味違ったフラメンコを楽しむことができました。
Sevillaの夏の夜も22~23時頃になると。
野外コンサートが催されたりして。少し街にも活気が戻るのです。
ビール片手にあちこちで。
”今日も暑いなぁ”とぼやかれる時に使われるフレーズが。
冒頭の”¡Ozú qué caló!”なのです。
今日の写真は。海の色に驚いたTarifaの写真です。
イベリア半島最南端の町です。
雲ひとつない日だと、アフリカ大陸がみえるそうです。
残念ながら私が行った日は見えませんでした。
大西洋と地中海が交わるきれいな海岸なのですが。
なにしろ。風が強く、砂が勢い良く肌を直撃するので海水浴には向かないかと・・・。
ウィンドサーフィンやカイトサーフィンが盛んな海岸です。
↑
水面はなぜか落ち着いているように見えるのですが。
一方からものすごい風が吹いていました。
そして。風に疲れて街中に非難したところちょうど見つけたお店が。
ここ↓
El escondite del viento(風からかくれんぼ)
高級そうだったので入りませんでしたが、思わずクスっとなってしまいましたとさ。
ちなみに。タリファの風は風力発電にも生かされているようです。あちこちに発電用のプロペラがありました。
太陽電池の開発も進めば、さらにスペインは発電力アップする国になることでしょう。
日中は上着がなくても良いくらいですね。
Sevillaは今年に入ってすでに最高気温が30℃を超える日があったとか。
今週は最高気温22℃くらいに(夜はまだ10度以下まで下がるようです)落ち着いているようですが。
これから日々ぐんぐん暑くなっていくことでしょう。
今回のタイトル。
¡Ozú qué caló!
(おす け かろ)
アンダルシアで "ふうぅ、なんて暑いんだ~!!!" という時に言う方言のようなものです。
スペインではいわゆる日本でスペイン語と呼ばれる言葉をCastellano(カステリャーノ)と呼びます。
それに対してアンダルシアの発音、もしくは方言をAndalu(アンダル)と良く呼びます。
特徴は、sやdなどの子音を抜いて発音されるところ。
子音が省略されてしまうので、フガフガモニョモニョ聞こえてしまうこともしばしば。
あまりの暑さに口を動かすのも嫌になってしまったのかしら?
なんて勝手に想像していました。Andaluについてはまた次回に紹介します。
アンダルシアの暑さは家の造りにも影響を与えています。
Sevillaでの良い家は。
”日光が当たらないこと”
”屋根のすぐ下の階ではないこと”
日光があたらない家であれば。
窓をしっかり閉め。雨戸も閉めておけば。
家の中がある程度涼しく保てるのです。
そうなのです。
熱気を冷蔵庫のように(そんなには涼しくないですが)シャットアウトするです。
湿気のない暑さのため、日光が当たらず、熱気さえ入ってこなければ。
ある程度は家の中を涼しく保つことができます。
日本で住んでいた頃のように、窓を開けて風を、なんて開けていたら。
同居人に注意されてしまいました。
はじめは「?!」と驚いたのですが。
やってみると、なるほど。その通りなのでした。
そしてもう一つの暑さ対策。
”Sevillaを出て、海辺で過ごす。”
スペイン人に聞いた暑さ対策の質問の答えで多かったものです。
最初冗談かと思いましたが。
海辺に夏だけ一部屋借りていたり、家を持っている人が多かったようです。
家族単位で、友達同士で、と形態はさまざまでしたが、避暑地である海岸沿いに別宅を持つ人も少なくありませんでした。
なので8月のSevillaはさみしい街になってしまいます。
多くのお店やBarも閉まり。学校も閉まります。
人気もなくなり、夏の日中は一人で通りを歩かないほうが良い、といわれるほどです。
(旅行者の方、アンダルシアの8月のお昼間は注意です!)
比較的安価で行ける海がいろいろあったので。
わたしもお弁当を持って良くいきました。
フラメンコの歌詞にも海や港の歌詞がいろいろ出てきます。
そして海までの道のりは。フラメンコにとって大事な村々を通ることが多く。
そんな意味でも。海へ行くのが楽しみでありました。
MP3にフラメンコの音楽をたっぷり落として。
数時間それを聞きながら旅をし、海へ行く。
レッスンや劇場で味わうフラメンコとはまた一味違ったフラメンコを楽しむことができました。
Sevillaの夏の夜も22~23時頃になると。
野外コンサートが催されたりして。少し街にも活気が戻るのです。
ビール片手にあちこちで。
”今日も暑いなぁ”とぼやかれる時に使われるフレーズが。
冒頭の”¡Ozú qué caló!”なのです。
今日の写真は。海の色に驚いたTarifaの写真です。
イベリア半島最南端の町です。
雲ひとつない日だと、アフリカ大陸がみえるそうです。
残念ながら私が行った日は見えませんでした。
大西洋と地中海が交わるきれいな海岸なのですが。
なにしろ。風が強く、砂が勢い良く肌を直撃するので海水浴には向かないかと・・・。
ウィンドサーフィンやカイトサーフィンが盛んな海岸です。
↑
水面はなぜか落ち着いているように見えるのですが。
一方からものすごい風が吹いていました。
そして。風に疲れて街中に非難したところちょうど見つけたお店が。
ここ↓
El escondite del viento(風からかくれんぼ)
高級そうだったので入りませんでしたが、思わずクスっとなってしまいましたとさ。
ちなみに。タリファの風は風力発電にも生かされているようです。あちこちに発電用のプロペラがありました。
太陽電池の開発も進めば、さらにスペインは発電力アップする国になることでしょう。
by serranita
| 2009-04-12 22:39
| スペイン España でのお話