2010年 03月 11日
moda flamenca
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moda flamenca(モダ フラメンカ) フラメンコ ファッション
ライブで踊る前の準備の一つに、衣装や小物選びがあります。
楽しくもあり、悩める作業でもあります。
Sevillaでは、Jose Tarriño(ホセ・タリーニョ)というデザイナーに頼んで作ってもらっていました。
1着1着、オーダーメイド、いろいろと話し合いながら作った思い出のある衣装です。
ブログ画面左上の写真、白いワンピースもJoseの作品です。
Sevillaに着いてすぐの頃、彼のアトリエの近くに住んでいました。
通りたびにウィンドーにかかる衣装が素敵で。
アルティスタたちがアトリエに出入りするのを遠目にみながら、いつかは、と思っていました。
エバ・ジェルバブエナやアデラ・カンパージョ、ピラール・オガジャやその他にも多くの踊り手が彼の衣装で踊っていたようです。
滞在2年目、Sevillaで踊ろう!と決めたときに浮かんだのが。
Joseの衣装。勇気を出してアトリエに入りました。
スペインで衣装を作るのははじめて。ドキドキしながらJoseと話しはじめました。
曲のイメージ、動きの特徴、衣装の歴史、想定している会場などいろいろと話しながら。
生地やリボン、レース、ボタンにいたるまでいろいろと一緒に決めていきました。
もちろんプロなので、おまかせでもお願いできるのですが。
モノづくりの現場が大好きなワタシは。
Joseのアイディアや教えてくれることが面白くて。
一つ一つ、じっくり話しながら作り上げていきました。
作っている間にJoseもワクワクしているのが伝わってきて。
1着、1着にいろんな思い出があります。
Joseは立ち姿が美しく、フラメンカであることにもこだわる人で。
仮縫いのときに細かくそのラインをチェックしていきます。
そのラインを実現するための手直しや素材選び、一切手を抜きません。
美しさだけでなく、動きやすく、また手入れがしやすいよう機能的でなければなりません。
Joseは観客の方たちには見えないだろう細かいところまで。
リボンやらボタンを使って仕上げてくれました。
それらの細かいものを一つ一つとめながら衣装を着ると。
不思議と気分が落ち着き、武装ならぬ舞装?完了、気が高まるのでした。
舞台の前には衣装に合うお花やイヤリング、ペイネタと呼ばれるかんざしをコーディネートしてプレゼントしてくれたことも!
その心意気が嬉しくて、がんばるぞ~、と奮起したものでした。
忙しい仕事の合間を縫って舞台を観に来てくれたこともありました。
楽屋に「みやこ、素敵だった!良かった!」と笑顔で来てくれたときには、あぁ、踊って良かった、と本当に嬉しかったものです。
そのときはもともと聖堂だった建物の舞台で踊ったのですが。
建物のもつ荘厳な感じと衣装の雰囲気がぴたりと合い。
観に来ていた踊り手たちからも「素敵!衣装はどこで?」と声があがりました。
1着ずつ写真で紹介、と思ったのですが、衣装は立体裁断のため、うまく撮れません。
ライブで着て、動いている姿をみていただけたら、うれしいです。
Sevillaで衣装を!、とお考えの方。
Joseのアトリエはセントロ、Encarnaciónの市場の近くにあります。
Joseがいないことも多いので、アポをとっておくとスムーズかもしれません。
Feria、Rocio時期は忙しく、出来上がるのに時間がかかるようです。
必ず納期の相談をしてくださいね。
Jose Tarriño
住所 C/Santa Angela de la Cruz 41
TEL 954 22 18 67
ライブで踊る前の準備の一つに、衣装や小物選びがあります。
楽しくもあり、悩める作業でもあります。
Sevillaでは、Jose Tarriño(ホセ・タリーニョ)というデザイナーに頼んで作ってもらっていました。
1着1着、オーダーメイド、いろいろと話し合いながら作った思い出のある衣装です。
ブログ画面左上の写真、白いワンピースもJoseの作品です。
Sevillaに着いてすぐの頃、彼のアトリエの近くに住んでいました。
通りたびにウィンドーにかかる衣装が素敵で。
アルティスタたちがアトリエに出入りするのを遠目にみながら、いつかは、と思っていました。
エバ・ジェルバブエナやアデラ・カンパージョ、ピラール・オガジャやその他にも多くの踊り手が彼の衣装で踊っていたようです。
滞在2年目、Sevillaで踊ろう!と決めたときに浮かんだのが。
Joseの衣装。勇気を出してアトリエに入りました。
スペインで衣装を作るのははじめて。ドキドキしながらJoseと話しはじめました。
曲のイメージ、動きの特徴、衣装の歴史、想定している会場などいろいろと話しながら。
生地やリボン、レース、ボタンにいたるまでいろいろと一緒に決めていきました。
もちろんプロなので、おまかせでもお願いできるのですが。
モノづくりの現場が大好きなワタシは。
Joseのアイディアや教えてくれることが面白くて。
一つ一つ、じっくり話しながら作り上げていきました。
作っている間にJoseもワクワクしているのが伝わってきて。
1着、1着にいろんな思い出があります。
Joseは立ち姿が美しく、フラメンカであることにもこだわる人で。
仮縫いのときに細かくそのラインをチェックしていきます。
そのラインを実現するための手直しや素材選び、一切手を抜きません。
美しさだけでなく、動きやすく、また手入れがしやすいよう機能的でなければなりません。
Joseは観客の方たちには見えないだろう細かいところまで。
リボンやらボタンを使って仕上げてくれました。
それらの細かいものを一つ一つとめながら衣装を着ると。
不思議と気分が落ち着き、武装ならぬ舞装?完了、気が高まるのでした。
舞台の前には衣装に合うお花やイヤリング、ペイネタと呼ばれるかんざしをコーディネートしてプレゼントしてくれたことも!
その心意気が嬉しくて、がんばるぞ~、と奮起したものでした。
忙しい仕事の合間を縫って舞台を観に来てくれたこともありました。
楽屋に「みやこ、素敵だった!良かった!」と笑顔で来てくれたときには、あぁ、踊って良かった、と本当に嬉しかったものです。
そのときはもともと聖堂だった建物の舞台で踊ったのですが。
建物のもつ荘厳な感じと衣装の雰囲気がぴたりと合い。
観に来ていた踊り手たちからも「素敵!衣装はどこで?」と声があがりました。
1着ずつ写真で紹介、と思ったのですが、衣装は立体裁断のため、うまく撮れません。
ライブで着て、動いている姿をみていただけたら、うれしいです。
Sevillaで衣装を!、とお考えの方。
Joseのアトリエはセントロ、Encarnaciónの市場の近くにあります。
Joseがいないことも多いので、アポをとっておくとスムーズかもしれません。
Feria、Rocio時期は忙しく、出来上がるのに時間がかかるようです。
必ず納期の相談をしてくださいね。
Jose Tarriño
住所 C/Santa Angela de la Cruz 41
TEL 954 22 18 67
by serranita
| 2010-03-11 22:59
| フラメンコ衣装