2010年 11月 12日
flamenco
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flamenco
フラメンコ、知れば知るほど。
どんどん惹きこまれていくのはなぜなのか。
自分でも良くわかりません。
少し知ると、また楽しみ方が変わるものです。
楽しみ方の幅がどんどん変わっていくのもフラメンコの面白さのひとつかもしれません。
スペインに行くまでは。
「歌が大事」と言われているのは知っていても。
漠然としすぎていて「?」と。
歌をメインに聴いたこと、ほとんどありませんでした。
ところが。スペインで日々生の歌を聴き。
歌だけの宴やライブなどにあちこち足を運ぶうちに。
その面白さに惹き込まれ。
「あんな風に踊れたら」、に「あんな風に歌えたら」「弾けたら」が加わりました。
それまで舞台で踊られるフラメンコに魅せられていたのが。
小さな輪の中で歌と絶妙に絡む自然体の反応に「ゾクッ」とするような快さを感じるようになったり。
スペイン、特にアンダルシア地方にはペーニャ(peña)と呼ばれるフラメンコ愛好家が会員となり、会費を払って運営している集会所のようなところがたくさんあります。
barを運営するとともに、自分たちの好きなアーティストたちを招待するのです。
立ち飲みのバースタイルだったり、真ん中に舞台があったり。
一軒屋のサロンのようだったり。
形態、規模はそれぞれ。
みんながフラメンコを「味わう」場所、という感じでした。
会員ではなくてもみれる公演やライブもあります。
そこにいて、同じような瞬間に「オレ!」と声をかけた瞬間、見知らぬ人と顔を合わせ互いに「ニヤリ」としたり。
なんともいえない空気を味わうことができました。
そしてその空間。
多くのペーニャは壁をそこで過ごしたアーティストたちの写真を飾っていたりしてその歴史がうかがえます。
そこにいるだけで。フラメンコ度がぐーんとアップするような。
憧れの人たちがここにも!とテンションがあがるのでした。
こんなフラメンコもありますよ、という感じで、いくつか映像を紹介させていただきます。
誰かが踊りだしたり、矢継ぎ早にいろんな人が歌いだしたり。
ライブ時は出演者以外の人がパルマ(手拍子)をたたくのは野暮なこと、とされていますが。
小さな仲間の輪で楽しむ場合は反対にみなでたたきながら楽しむことも。
日本でも少しずつこういう楽しみ方が増えているようです。
もちろん、華やかな劇場作品も素敵ですが。
楽しみのバリエーションが広がるのはうれしいものです。
********************************
こちらは部屋の真ん中に小さな舞台があるタイプのペーニャ。
もっと大きな舞台があるところもありますが。
こうした小さなペーニャもたくさんあります。
じっくりと聞き入っていたり、掛け声をかけたり、机やひざをとんとんとたたきながら楽しむ人々が印象的です。
最後にちょっぴりみんな踊るのが楽しそうで、小粋な感じです。
barのようなペーニャで歌いながら踊るAntonio Marselles。
ハレオ(jeleo掛け声)もたくさんかかり楽しそうです。
おなじみのアルティスタの顔も♪
あちこちから歌が。
フラメンコ、知れば知るほど。
どんどん惹きこまれていくのはなぜなのか。
自分でも良くわかりません。
少し知ると、また楽しみ方が変わるものです。
楽しみ方の幅がどんどん変わっていくのもフラメンコの面白さのひとつかもしれません。
スペインに行くまでは。
「歌が大事」と言われているのは知っていても。
漠然としすぎていて「?」と。
歌をメインに聴いたこと、ほとんどありませんでした。
ところが。スペインで日々生の歌を聴き。
歌だけの宴やライブなどにあちこち足を運ぶうちに。
その面白さに惹き込まれ。
「あんな風に踊れたら」、に「あんな風に歌えたら」「弾けたら」が加わりました。
それまで舞台で踊られるフラメンコに魅せられていたのが。
小さな輪の中で歌と絶妙に絡む自然体の反応に「ゾクッ」とするような快さを感じるようになったり。
スペイン、特にアンダルシア地方にはペーニャ(peña)と呼ばれるフラメンコ愛好家が会員となり、会費を払って運営している集会所のようなところがたくさんあります。
barを運営するとともに、自分たちの好きなアーティストたちを招待するのです。
立ち飲みのバースタイルだったり、真ん中に舞台があったり。
一軒屋のサロンのようだったり。
形態、規模はそれぞれ。
みんながフラメンコを「味わう」場所、という感じでした。
会員ではなくてもみれる公演やライブもあります。
そこにいて、同じような瞬間に「オレ!」と声をかけた瞬間、見知らぬ人と顔を合わせ互いに「ニヤリ」としたり。
なんともいえない空気を味わうことができました。
そしてその空間。
多くのペーニャは壁をそこで過ごしたアーティストたちの写真を飾っていたりしてその歴史がうかがえます。
そこにいるだけで。フラメンコ度がぐーんとアップするような。
憧れの人たちがここにも!とテンションがあがるのでした。
こんなフラメンコもありますよ、という感じで、いくつか映像を紹介させていただきます。
誰かが踊りだしたり、矢継ぎ早にいろんな人が歌いだしたり。
ライブ時は出演者以外の人がパルマ(手拍子)をたたくのは野暮なこと、とされていますが。
小さな仲間の輪で楽しむ場合は反対にみなでたたきながら楽しむことも。
日本でも少しずつこういう楽しみ方が増えているようです。
もちろん、華やかな劇場作品も素敵ですが。
楽しみのバリエーションが広がるのはうれしいものです。
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こちらは部屋の真ん中に小さな舞台があるタイプのペーニャ。
もっと大きな舞台があるところもありますが。
こうした小さなペーニャもたくさんあります。
じっくりと聞き入っていたり、掛け声をかけたり、机やひざをとんとんとたたきながら楽しむ人々が印象的です。
最後にちょっぴりみんな踊るのが楽しそうで、小粋な感じです。
barのようなペーニャで歌いながら踊るAntonio Marselles。
ハレオ(jeleo掛け声)もたくさんかかり楽しそうです。
おなじみのアルティスタの顔も♪
あちこちから歌が。
by serranita
| 2010-11-12 10:44
| フラメンコのお話