2014年 12月 15日
Reyes Magos
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Reyes Magos レジェスマゴス
山手西洋館のひとつベーリック・ホール、花とフラメンコ、お越しいただいたみなさまありがとうございました!
スペイン風デザインの洋館、1930年に建てられたそうです。
一般公開、無料で訪れることができる洋館。
当時の暮らしぶりがうかがえます。
そこにクリスマスバージョンとして、曽我部翔さんデザイン、東方の三賢者Reyes Magosをイメージしたお花の作品があちこちにいけられています。
その中のひとつ、ベレンを意識されたという藁をモチーフにした作品のあるお部屋でいけ花とのコラボレーションライブ、挑戦させていただきました。
全編即興。
衣装のイメージ、お花のイメージカラーのみの打ち合わせ。
お花と絡む、というだけでいつもと少し違う自分が出てきた気がします。
個人的に、舞台に立つとき、草木や花のたたずまいをイメージすることが多いのですが。
実際生のお花の香りに囲まれ、生きたお花を手にし、踊ると、柔らかな、それでいて凛とした、不思議な気持ちになりました。
3曲踊る間にそれぞれの曲調をイメージしたお花の作品が仕上がりました。
花の姿は美しく、かなわないなあ、などと思いつつ。その華やかな空気感を楽しみました。
スペインのクリスマスはサンタクロースからのプレゼントよりも東方の三賢者からもらう方がポピュラーです。
クリスマスツリーよりもまだまだベレンと呼ばれる、キリスト誕生の馬小屋のフィギュアセットのようなものを家庭で飾るのが一般的だったり。
その他、三賢者がやってくる1月6日にロスコンと呼ばれるフェーブ入りの菓子パンを食べます。日本でフランスで良く食べられるガレットデロワの方が先に有名になったようです。
ロスコンは軽いクリームの入ったパン。パン生地がオレンジ風味だったり、クリームもふわっと軽くて、こちらも日本人の口にも合いそうなのになあ、と。
ついつい、宗教文化であることを忘れ、プレゼントやケーキに興味がわいてしまいますが。平和な世の中が続きますように、と願うクリスマスも素敵かもしれません。
尚、曽我部さんのお花の作品は12/25まで公開されているとのこと。建物のデザイン由来の説明を聞きながら見学するとまたひと味違います。
個人的には、家族への愛を感じる二階のお部屋のデザインにオレ〜♪でした!
写真は踊ったお部屋の作品です。
by serranita
| 2014-12-15 01:10