2009年 03月 23日
セマナサンタ
|
Sevillaは。
いろんな顔をもつ街でした。
先日紹介したのは。春祭り。
他にも有名なのは。
セマナサンタ
と呼ばれるキリスト復活を祝う聖週間です。
さまざまな国で行われる聖週間ですが、Sevillaのものはその中でも特に盛大に行われます。
Sevillaの中心街はワンブロックごとに教会があるのでは、と思われるほど。
あちこちに教会があります。
信仰心の篤い人も多く、聖週間の間、街中がキリスト一色にそまります。
聖週間との関わりあう度合いは家族によって大きく異なるようですが。
Sevillaには代々、その聖週間の伝統を支えるファミリーが存在するようです。
50以上の教会が、100以上のパソと呼ばれる山車が街の中心にあるカテドラルを目指すのです。
山車には楽隊、ナサレノと呼ばれる人たちが伴い。
そこに信者や観光客が加わると。
街中が人・人・人。身動きがとれなくなるほどです。
そのため中心街はお店も会社も、交通機関もすべてストップします。
(もちろんフラメンコのレッスンも)
この聖週間を支える信者たち。
procesión(プロセシオン)と呼ばれる信者たちの行進を行います。
この一週間のために。
1年間練習し(修行し、といった方が良いのかな)、準備をするのです。
何の特撮だろう?というくらい街中が衣装を着た人たちでいっぱいになるのにも驚きました。
教会から山車が出るとき、カテドラルから戻って来たときに歌われるサエタというものがあります。
フラメンコに良く似た節回しで。アカペラで歌われます。
Jerezで歌われたsaetaです。
Sevillaのセマナサンタ一部の映像です。
その信仰心の篤さ、行進の荘厳さにも驚かされましたが。
その伝統を守り続けるSevillaの人々の懐の深さも印象的でした。
自分の生まれた街に誇りを持ち、伝統を受け継ぐ。
歴史的にみても、宗教によってスペインは大きく変わって来た国だからこそ。
今尚、その影響が強く残っているのかもしれません。
わたしにはあまりピンと来ない世界でしたが。
信仰心はなくとも。
その情熱だけは。熱く、熱く伝わってきました。
ヒトの持つエネルギーというものを強く体感した日々でした。
1年目はMadridで。
2年目はSevilla、3年目はGranadaでセマナサンタを過ごしました。
次回はGranadaの聖週間、こちらではジプシーたちの山車について回ったお話をします。
gitano(ヒターノ、ジプシーのことです)たちの想いが。
そこにはこめられていた気がします。
写真は。
nazareno(ナサレノ)と呼ばれる。行進をする人たちです。
独特の衣装にちょっとギョッとしますが。
capirote(カピロテ)と呼ばれる帽子の色には意味があるようです。
白は純潔、赤は血や火をあらわし、青は神の愛といった具合に、他にもいろいろあるようです。
いろんな顔をもつ街でした。
先日紹介したのは。春祭り。
他にも有名なのは。
セマナサンタ
と呼ばれるキリスト復活を祝う聖週間です。
さまざまな国で行われる聖週間ですが、Sevillaのものはその中でも特に盛大に行われます。
Sevillaの中心街はワンブロックごとに教会があるのでは、と思われるほど。
あちこちに教会があります。
信仰心の篤い人も多く、聖週間の間、街中がキリスト一色にそまります。
聖週間との関わりあう度合いは家族によって大きく異なるようですが。
Sevillaには代々、その聖週間の伝統を支えるファミリーが存在するようです。
50以上の教会が、100以上のパソと呼ばれる山車が街の中心にあるカテドラルを目指すのです。
山車には楽隊、ナサレノと呼ばれる人たちが伴い。
そこに信者や観光客が加わると。
街中が人・人・人。身動きがとれなくなるほどです。
そのため中心街はお店も会社も、交通機関もすべてストップします。
(もちろんフラメンコのレッスンも)
この聖週間を支える信者たち。
procesión(プロセシオン)と呼ばれる信者たちの行進を行います。
この一週間のために。
1年間練習し(修行し、といった方が良いのかな)、準備をするのです。
何の特撮だろう?というくらい街中が衣装を着た人たちでいっぱいになるのにも驚きました。
教会から山車が出るとき、カテドラルから戻って来たときに歌われるサエタというものがあります。
フラメンコに良く似た節回しで。アカペラで歌われます。
Jerezで歌われたsaetaです。
Sevillaのセマナサンタ一部の映像です。
その信仰心の篤さ、行進の荘厳さにも驚かされましたが。
その伝統を守り続けるSevillaの人々の懐の深さも印象的でした。
自分の生まれた街に誇りを持ち、伝統を受け継ぐ。
歴史的にみても、宗教によってスペインは大きく変わって来た国だからこそ。
今尚、その影響が強く残っているのかもしれません。
わたしにはあまりピンと来ない世界でしたが。
信仰心はなくとも。
その情熱だけは。熱く、熱く伝わってきました。
ヒトの持つエネルギーというものを強く体感した日々でした。
1年目はMadridで。
2年目はSevilla、3年目はGranadaでセマナサンタを過ごしました。
次回はGranadaの聖週間、こちらではジプシーたちの山車について回ったお話をします。
gitano(ヒターノ、ジプシーのことです)たちの想いが。
そこにはこめられていた気がします。
写真は。
nazareno(ナサレノ)と呼ばれる。行進をする人たちです。
独特の衣装にちょっとギョッとしますが。
capirote(カピロテ)と呼ばれる帽子の色には意味があるようです。
白は純潔、赤は血や火をあらわし、青は神の愛といった具合に、他にもいろいろあるようです。
by serranita
| 2009-03-23 21:23
| スペイン España でのお話